独立行政法人 農業・生物系特定産業技術研究機構 野菜茶業研究所
2003 年 2003 巻 96 号 p. 27-32
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チャの新葉では,カテキン合成酵素であるPAL,CHS,DFRの遺伝子発現は白色光の光量が多いほど強く,なかでもCHSとDFRの遺伝子発現は赤色光と青色光の照射によっても活発になった。ショ糖溶液を与えることにより,光によるPAL,CHS,DFRの遺伝子発現は光量に依存せずに相乗的に誘導された。葉の生長が進むと,新葉と同様の傾向で遺伝子発現応答が見られたが,光に対する感受性が低下することが示された。
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