工学院大学
2007 年 2007 巻 103 号 p. 69-73
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根緒茶で唐釜が用いられていないのは,おそらく,ひじきに用いる釜がもともと独立して納屋にあったからだろう。蒸し製に用いる助炭の導入も,伝播の過程での変化と考えられる。つまり,根緒茶の製造法は結果的に青柳製に似るが,実は嬉野製の流れを汲み,独自に発展したものという仮説が成り立つ。
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