帝京大学医学部第二内科
1995 年 43 巻 Supplement6 号 p. 358-360
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新しく開発されたマクロライド系抗菌薬azithromycin (AZM) の内科領域感染症に対する臨床的有用性について検討した。マイコプラズマ肺炎1例, 急性扁桃炎2例の計3例に本剤を1回500mg, 1日1回, 3日間投与した。臨床成績は著効, 有効, やや有効各1例ずつであった。3例とも起炎菌を分離できず, 細菌学的効果は不明であった。副作用は認められなかったが, 臨床検査値の異常変動は1例にGOT, GPT, LDHの軽度上昇が認められた。
CHEMOTHERAPY
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