兵庫県立宝塚西高等学校
2021 年 73 巻 2 号 p. 15-32
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珪藻化石は堆積環境を推定する指標として有用だが,その観察は学校現場では普及していない.そこで,大阪湾の近くに立地している兵庫県立尼崎小田高等学校のボーリング資料から産出した珪藻化石を例にして,堆積環境の復元方法を解説した.先行研究の硫黄分析の結果とも比較し,堆積環境をより明らかにした.今後多くの学校で珪藻観察が行われ,得られた結果が集約されることで,珪藻が授業で積極的に活用されることを期待したい.
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