京都大学大学院農学研究科
2022 年 93 巻 1 号 p. 1-3
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本研究では,相対効率を用いて,2つのブロックを持つラテン方格法とブロックが一つの乱塊法との精度を比較した.特に乱塊法に対するラテン方格法の相対効率はブロック因子の効果が小さい場合にはラテン方格法が乱塊法に比べて精度が劣る場合もあるが,平均平方誤差に対するブロック因子の平方和の比が大きく効果が大きくなるにつれてラテン方格法の精度が高くなり,また処理区の数が少ないほどその精度の向上割合が大きくなることが示された.
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