北大農学部
1955 年 26 巻 3 号 p. 139-140
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1) 泡立によりカゼインの電気泳動的変化は認められなかつた。2) エバポレートミルクではα-カゼインの峰が割れ幾分変性している。コンデンスミルクでは殆んど変化は認められなかつた。3) バターミルク中pH4.7で沈澱して来る蛋白は脱脂乳より得たカぜインと異る。即ち脂肪球に吸着されているカゼインが異る事と,それが更に振盪により蛋白化学的に変化するのではないかと推測される。終りにのぞみ終始御指導を賜つた恩師前野正久教授に篤く感謝の意を表す。
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