日本畜産学会報
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チーズ中の核酸関連物質に関する研究
IV. カテージチーズ中の酸可溶性核酸関連物質
林 慶文吉野 梅夫津郷 友吉
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1970 年 41 巻 1 号 p. 51-53

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抄録

カテージチーズ中の酸可溶性核酸関連物質をDowex1-X8(ぎ酸型)のカラムクロマトグラフィーによって分析した.その結果,カテージチーズには5´-AMP.,GTP, ADPおよびATPの4種類が検出され,それらの平均含量はチーズ100gあたり,それぞれ0.68,0.75,0.70および0.63μMであった.これら物質の全含量(100g当り2.76μM)はゴーダおよびチェダーチーズとほぼ同じ程度で,プルーチーズの約1/3の含量であった.

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