京都大学農学部院
広島大学総合科学部
1986 年 41 巻 2 号 p. 38-47
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この研究の主な目的は,イランの数ケ所の総観気候観測所における最大可能蒸発量を計算することである。これに関して,地理的特徴の概観として,イランの水供給と灌概方法について紹介する。最大可能蒸発散量の計算は,Thomthwaiteの経験式を用いて行なった(Thomthwaite,1948)。雨季と乾季の土壌水分指数もまたFukuokaの経験式を用いて決定した(Fukuoka,1969.1972)。なお,水分気候学的地域区分は,計算で得られた土壌水分の分布と水収支状態により行なった。
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