信州大学 理学部 理学科化学コース
2023 年 48 巻 1 号 p. 38-40
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多孔性カーボンの有するナノ空間に閉じ込めたイオン液体の構造について、X線散乱測定から検討を行った。単分子層サイズのナノ空間中でイオン液体は、同種イオンが近接した超イオン状態を形成することを明らかにした。さらに、電場印加状態に対するin-situ X線散乱測定により、液体構造という微視的な知見が、次世代の蓄電デバイスとして期待されるスーパーキャパシタの性能向上においても重要であること明らかにした。
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