Colloid & Interface Communications
Online ISSN : 2758-5379
Interface(若手注目研究)
内部オレフィンスルホン酸塩の硬水中における吸着膜形成挙動
豊田 彩木村 光山田 真爾菅原 規宮崎 敦史坂井 隆也
著者情報
ジャーナル オープンアクセス

2025 年 50 巻 2 号 p. 31-33

詳細
抄録

炭素数18の内部オレフィンスルホン酸塩(C18HAS)の硬水中から雲母表面への吸着膜形成挙動を、原子間力顕微鏡(AFM)と表面力測定装置(SFA)を用いて調べた。AFMフォースカーブからC18HASが雲母表面に吸着二分子膜を形成すること、経時的に多層に積層することがわかった。SFAで測定したフォースカーブとの比較から、雲母に直接吸着した二分子膜は、2層目以降の二分子膜より膜厚が薄いことがわかった。

著者関連情報
© 2025 公益社団法人日本化学会コロイドおよび界面化学部会

この記事はクリエイティブ・コモンズ [表示 4.0 国際]ライセンスの下に提供されています。
https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/deed.ja
前の記事 次の記事
feedback
Top