ケモインフォマティクス討論会予稿集
第28回情報化学討論会 大阪
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口頭発表
階層分析法を用いた新規医学・薬学教育システムの開発
*川瀬 雅也八木 清仁田村 学
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p. J06

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抄録

階層分析法(AHP)は、人間の主観による曖昧な判断を取り入れ、客観的尺度に置き換えて意思決定を行なう手法である。これまで、主に、社会科学の領域でAHPは用いられており、自然科学では用いられることはなかった。発表者らは、AHPの特性に着目し、これまでに、AHPの自然科学での応用研究を進めてきた。一つの例として、医療システムの評価を行い、一定の成果を挙げた。本研究では、更に、AHPの利用範囲を広げるために、医学・薬学教育への利用研究を行なった。ある疾患症状に対して、評価項目を定め、学生に回答をさせる形式をとった。まず、ベテランの医師に回答をしてもらい、本システムの妥当性を評価したので、この結果を報告する。

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© 2005 日本化学会
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