ケモインフォマティクス討論会予稿集
第28回情報化学討論会 大阪
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ポスター発表
金溶解反応に関する量子化学的研究
*西村 智佳鷹野 景子
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p. JP19

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抄録

最近、過剰ヨウ素存在下の有機溶媒に金が溶解・析出するという興味深い報告がなされた。金は金ハロゲン化物イオン(AuI2-, AuI4-)の形で存在している。本研究では、金の相対論的効果をECPを用いることで考慮したMP2、CCSD(T)、B3LYP計算により、金ハロゲン化物の3原子・5原子分子イオンの構造探索を行い、幾何学構造および電子構造の解析を行った。現在、反応機構の解析も行っている。

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© 2005 日本化学会
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