ケモインフォマティクス討論会予稿集
第33回情報化学討論会 徳島
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ポスター発表
大規模密度汎関数計算における多中心数値積分スキームの評価
*松田 潤一平野 敏行佐藤 文俊
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p. JP10

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抄録
密度汎関数(DF)法は,タンパク質などの大規模分子にも有用な標準電子状態解析法である.その交換相関項は,1.単中心展開,2.動径方向積分,3.球面方向積分に分けた数値積分法で計算され,それぞれの多くの方法が提案されているものの,決定的な方法はまだない.特に大規模DF計算においては,交換相関項の有効計算精度と計算速度が与える影響は深刻である.本研究では,これらの観点から様々な方法について比較検討を行った.
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© 2010 日本化学会
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