ケモインフォマティクス討論会予稿集
第34回情報化学討論会 長崎
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ポスター発表
MM/PBSA法によるCK2阻害剤ヘマテインの結合様式の予測
*永松 和彦中村 真也木下 誉富平澤 明辻本 豪三仲西 功
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抄録

カゼインキナーゼ2 (CK2) は、癌、感染症、腎炎等の疾患の標的タンパク質と考えられており、多様な骨格を有する阻害剤が報告されている。これらの多くはCK2の補酵素であるATPの結合部位に結合し、ATP競合型の阻害様式を示す。一方、アカミノキ由来の阻害剤ヘマテインは、ATP結合部位に加え、他の部位にも結合し混合阻害型の様式を示すことが報告されているが、その結合様式は明らかにされていない。そこで、ヘマテインのCK2への結合様式をドッキングシミュレーションとMM/PBSA法により予測した。

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© 2011 日本化学会
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