ケモインフォマティクス討論会予稿集
第35回情報化学討論会 広島
会議情報

口頭発表
時間差分に基づくソフトセンサー手法に関する考察および時間差分間隔の検討
*金子 弘昌船津 公人
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 1B2a

詳細
抄録

化学プラントでは測定困難なプロセス変数を推定する手法としてソフトセンサーが広く用いられている。本研究では、ソフトセンサーモデルの一つであるプロセス変数の時間差分を用いて構築する時間差分モデルについて、データのノイズおよび分散、プロセス変数の自己相関、モデルの精度等の観点から考察を行った。さらにデータ解析を通して、時間差分の間隔を適切に設定することでモデルの予測性能が向上することを確認した。

著者関連情報
前の記事 次の記事
feedback
Top