ケモインフォマティクス討論会予稿集
第40回ケモインフォマティクス討論会 山口
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口頭発表
フタロシアニン類-フラーレン系における電子状態の量子化学計算と考察
*成島 和男池永 祐乙光井 和輝
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p. O9-

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抄録

近年、計算化学は目まぐるしい進歩を遂げており、現在では、新しい素子の開発には計算機を用いることが定着している。我々の研究室では、有機半導体を用いた太陽電池を作製しており、その材料としてp型にフタロシアニン類、n 型にフラーレンを用いている。しかし、この構造の物性は複雑であり、現在のところ詳しく解明されていない。そこで我々は、密度汎関数法やHartree-Fock 法を用いて、フタロシアニン類-フラーレンC60 系における基底状態、励起状態、それぞれの電子物性の評価を行った。

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