理学療法学Supplement
Vol.31 Suppl. No.2 (第39回日本理学療法学術大会 抄録集)
セッションID: 59
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骨・関節系理学療法
山梨県理学療法士会スポーツ理学療法部における教育・講演活動
*加納 朱加小林 幸一郎宮尾 一久藤田 理恵小尾 伸二
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抄録
【はじめに】
 山梨県理学療法士会ではスポーツ分野で貢献することを目的にスポーツ理学療法部を設立し活動を続け、各種スポーツ大会での活動や各種スポーツチームへの帯同なども行っている。さらに、スポーツ団体から依頼を受け実技を交えた講演活動も行い大変好評を得ている。そこで今回は、我々の活動を支える研修の内容と講演活動について紹介する。
【スポーツ理学療法部】
 当士会におけるスポーツ理学療法活動は平成11年2月より開始。当初は「スポーツ理学療法勉強会」という士会員すべてを対象とした研修会からスタートし、平成11年6月にスポーツ理学療法委員会を設立。委員は22名の有志で構成され毎月2~4回の研修とスポーツ現場での活動が開始された。その後、冬季国体における理学療法サービスをはじめとする我々の活動が好評を得たことで様々なスポーツ関係団体から要請が続いた。そこで平成13年4月からは社会局スポーツ理学療法部として位置付けられ、部員24名でスポーツ関連の要請に応じて活動を続けており、研修もなお月に2回~3回のペースで行っている。
【教育研修】
 研修は県士会員全てを対象とした「スポーツ理学療法勉強会」を年4回開催。スポーツ医科学や理学療法技術を中心に5年間で25回以上行っている。一方、部員を対象とした「スポーツ理学療法部研修会」は実技・理論研修を月2回。また、スポーツ選手のコンディショニングを行う実践研修を月1回行っている。ここでは、外傷や障害の病態・診断・治療をはじめ物理療法・徒手療法・装具療法などの技術と運動生理や栄養学など幅広い研鑚に努めている。
【講演活動】
 我々の活動は「大会での理学療法サービスの提供」「チームに帯同した理学療法サービスの提供」「教育・講演活動」に大別される。「講演活動」は平成13年度が3件であったものが平成15年度は9件と3年間で依頼が多くなっている。講演依頼の内容は「スポーツ外傷・障害と予防法」「テーピング」「ストレッチ」がほとんどであり、「テーピング」「ストレッチ」については全て実技指導の依頼である。いずれの場合も主催団体から当士会に派遣依頼が提出され、スポーツ理学療法部で依頼内容に応じて適宜部員を派遣する形を取っている。
【考察】
 我々は理学療法士がスポーツに関わる際、医学的職種として知識・技術を提供をすることが重要だと考えている。また、スポーツ現場における活動の中で、これまでに得た知識や技術を伝達し、スポーツ外傷や障害の予防にも貢献する必要があることを実感している。その手段の一つとしてスポーツ指導者や成長期にある選手に対しての「講演活動」は有意義であり、今後も継続すべき活動であると考えている。
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© 2004 日本理学療法士協会
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