日本口蓋裂学会雑誌
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我が国における口唇裂口蓋裂の発生率について
宮崎 正小浜 源郁手島 貞一大橋 靖高橋 庄二郎道 健一待田 順治河合 幹筒井 英夫下里 常弘田代 英雄田縁 昭西尾 順太郎
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1985 年 10 巻 2 号 p. 191-195

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抄録

昭和56年-57年の口唇裂口蓋裂の発生率について全国15都道府県の1009産科医療機関を対象に調査を行い,以下の結果を得た.
1.調査施設における全出産数(死産も含む)は384,230名で,そのうち口唇裂口蓋裂児は701名で発生率は0.182%であった.
2.各裂型ごとの発生率は口唇裂0.052%,口唇口蓋裂0.086%,口蓋裂0.037%であった.
3.調査地域を東日本と西日本に区分し,地域別発生率を比較すると,西日本の方がやや高率に本症が発生する傾向が見られた.

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© 一般社団法人 日本口蓋裂学会
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