日本口蓋裂学会雑誌
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片側唇裂におけるdenuded C-flapによる人中稜形成の試み
久徳 茂雄安井 浩司
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2002 年 27 巻 3 号 p. 325-332

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抄録
片側唇裂において人中稜は初回唇裂手術で口輪筋の生理的縫合とともに確実に行われるべきと考える.われわれが1992年より行ってきた片側唇裂手術におけるdenuded C-flapによる人中稜形成術の中で長期成績について検討した.本法により再建された人中稜は長期間にわたってその形態が良好に保持され,有用な術式と考えられた.
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© 一般社団法人 日本口蓋裂学会
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