日本認知心理学会発表論文集
日本認知心理学会第18回大会
セッションID: PT1_21
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ポスター1
既知人物の顔の証言に基づく似顔絵描画の検討
渡邊 伸行中嶋 敏博大久保 敏子井上 朝陽井上 一浩濱村 浩三
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抄録

本研究は、既知人物の顔をどの程度鮮明に記憶していて、それをどのように言語化しているか、似顔絵捜査の手法を用いて検討することを目的とした。実験では、実験参加者を目撃者役として、ターゲット人物を実験参加者の既知人物とした。石川県警察の似顔絵捜査官が、似顔絵捜査と同じ手法で実験参加者からターゲット人物の証言を引き出し、その証言に基づいて似顔絵を作成した。似顔絵描画後に、実験参加者と実験協力者に、似顔絵とターゲット人物の類似度を評定してもらった。実験は7回実施し、最後の1回のみ、実験参加者に直前にターゲット人物の写真を呈示した。実験の結果、第1回~第6回で描画された似顔絵の平均類似度が50%前後であったが、第7回のみ類似度が60%を上回った。実験参加者の証言に基づいて、既知人物がどのように記憶されているか考察した。

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© 2021 日本認知心理学会
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