2017 年 55 巻 2 号 p. 161-166
東北地方は,寒冷環境下での凍害および凍結抑制剤散布による塩害などが顕在化しており,復興道路・復興支援道路では,これまで以上にコンクリート構造物の品質確保に関する具体的対策が求められている。そのため,国道45号新鍬台トンネル工事「公共生コンクリートプラント」では,東北地方特有の劣化状況を踏まえ,コンクリートに使用する材料を選定し,計画配合を決定した。また,計画したコンクリートの緻密性を施工において十分に引き出すことを目的として,養生効果を定量的に評価し,適用する養生方法を決定した。そこで,本報では,本現場におけるそれらの品質確保の取組みについて概要を紹介する。