コンクリート工学
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工事記録
補強盛土一体橋りょうの施工と長期動態計測
山﨑 和範
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2017 年 55 巻 7 号 p. 578-583

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抄録

予讃線松山・市坪間に位置する中組(なかぐみ)架道橋は,JR四国の予讃線と愛媛県松山市県道190号線と交差する場所に位置し,松山駅付近連続立体交差化工事に伴い単線鉄桁・橋台形式の橋りょうから複線対応の橋りょうに改築した。土木工事施工期間は,平成25年3月の施工開始から,平成28年1月の橋りょう上部工完成までの2年11カ月を要した。その後,平成28年10月に一部供用開始し,仮線の撤去を経て平成29年7月末の最終切替工事にて全体工事が完了である。本稿では,中組架道橋の構造や施工概要および各種計測を実施したので,その内容について報告する。

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© 2017 公益社団法人 日本コンクリート工学会
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