コンクリート工学
Online ISSN : 2186-2753
Print ISSN : 0387-1061
ISSN-L : 0387-1061
解説
日本建築学会「鉄筋コンクリート組積造(RM造)建物の構造設計・計算規準(案)・同解説」の概要
井上 芳生西田 哲也楠 浩一黒木 正幸勅使川原 正臣稲井 栄一
著者情報
ジャーナル フリー

2022 年 60 巻 2 号 p. 151-156

詳細
抄録

2021年3月に日本建築学会より「鉄筋コンクリート組積造(RM造)建物の構造設計・計算規準(案)・同解説」が刊行された。鉄筋コンクリート組積造はReinforced Masonryの頭文字よりRM造と呼称するもので,組積造と鉄筋コンクリート造のハイブリッド構造である。RM構造建物は,RM造の耐力壁と壁梁ならびに鉄筋コンクリート造のスラブや基礎より構成され,壁式鉄筋コンクリート造と同様の構造形式で,高い耐震性と耐久性ならびに施工性に優れた構造・工法である。本報告では,鉄筋コンクリート組積造(RM造)建物の構造設計・計算規準(案)・同解説の概要を解説する。

著者関連情報
© 2022 公益社団法人 日本コンクリート工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top