コンクリート工学
Online ISSN : 2186-2753
Print ISSN : 0387-1061
ISSN-L : 0387-1061
工事・プロジェクト記録
流動性を長時間保持した高流動コンクリートによる水路トンネルの覆工コンクリートの施工─豊川用水二期大野導水併設水路工事─
西野 俊論水内 光洋西浦 秀明桜井 邦昭
著者情報
ジャーナル 認証あり

2024 年 62 巻 10 号 p. 879-884

詳細
抄録

延長約6kmの水路トンネルを施工するにあたり,打込み箇所までの運搬に長時間を要すること,複鉄筋断面で締固めを十分に行うことが困難であることから,流動性を長時間保持できる特殊混和剤を後添加した高流動コンクリートを適用した。また,施工延長が長く,施工期間を短縮するため,移動式型枠にテレスコピック式セントルを用いた。本稿では,本工事の覆工コンクリートの施工における事前検討,実施工の概要等について報告する。

著者関連情報
© 2024 公益社団法人 日本コンクリート工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top