本稿では,ドローンの社会実装に向けた法整備と人材育成,及び技術開発の現状を網羅的にまとめた。法整備では航空法を対象とし,機体登録,特定飛行における機体認証・技能証明取得,飛行区分と方法,飛行計画の通報と飛行日誌の作成,そして事故等の報告について概説した。次に,建築分野に関わる定期報告制度に関わるルールと外壁調査ガイドライン,及びそれに基づいた人材育成について紹介した。さらに建築分野におけるドローン技術とデジタル技術の開発事例をコネクテッド・インダストリーズの概念に基づいて説明した。最後に,ドローン管理者の重要性と新たな展開として空飛ぶクルマ等の派生技術を示した。