コンクリート工学
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コンクリートブロック造建築の耐震性
松村 晃
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1980 年 18 巻 9 号 p. 8-17

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抄録
コンクリートブロック造建築は, 第2次大戦後アメリカから導入された構造で, 更に耐震性を考慮して改良されたものである。 1950年代には公営住宅などにひろく採用され, 全国的に普及した。 設計規準は1952年の制定以来, 多少の改訂はあったが, 大すじとしての変更はあまりない。 大地震に備えて耐震規定が全般的に強化の機運にあるので, この構造の耐震性を耐力壁の終局強度に関する最近の研究結果から説明したものである。
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© 公益社団法人 日本コンクリート工学会
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