コンクリート工学
Online ISSN : 2186-2753
Print ISSN : 0387-1061
ISSN-L : 0387-1061
合成構造による集合住宅の施工
プラザ元加賀新築工事
溝口 隆英岡本 公夫田中 久雄
著者情報
ジャーナル フリー

1984 年 22 巻 6 号 p. 22-29

詳細
抄録

プラザ元加賀 (15階建て集合住宅) では, 鉄骨鉄筋コンクリート (SRC) 造の柱, 鉄骨造のはり, 鉄筋コンクリート (RC) 造の耐震壁およびアンボンドプレストレスを導入したRC造大型床スラブで構成された合成構造である。単純化された架構と合理化された施工方法を採用して, 短い工期での構造躯体施工を実施することができた。本稿では, 建物および施工の概要と, 施工サイクルに影響を及ぼす, 床スラブの若材令時プレストレス導入による応力緩和に関する実験結果について報告する。

著者関連情報
© 公益社団法人 日本コンクリート工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top