コンクリート工学
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TO-RPC 工法による研究施設の施工
戸田建設筑波技術研究所一般実験棟
福沢 六朗加藤 辰彦川瀬 和男徳永 優
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1985 年 23 巻 5 号 p. 16-24

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抄録

戸田建設筑波技術研究所は筑波研究学園都市の北西部に位置し, 昭和55年に第1期工事を開始した。 ここで報告する一般実験棟では, 材料や土質等に関する実験研究が行われる。 規模は延床面積約1400m2の2階建てで, 施工は同社で開発した TO-RPC 工法によった。 本工法は, 柱, はりを単一プレキャスト(PC)部材, 床を合成PC部材, 非耐力壁をカーテンウォールとし, 耐震壁を場所打ちコンクリートとしたプレキャスト鉄筋コンクリート造の躯体アセンブルシステムである。 なお, 床面積が2000m2/階程度であれば14日で1フロアを施工できる。

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© 公益社団法人 日本コンクリート工学会
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