コンクリート工学
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場所打ち杭コンクリート強度の実態調査
谷口 善則渡辺 忠朋村田 修
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1994 年 32 巻 4 号 p. 22-30

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抄録

場所打ち杭は, その工法の特性により, 都市部における杭施工法の大多数を占めている状況である。しかし, そのコンクリート部材としての品質は, 他の一般的なコンクリート構造物と比較して劣っているといわれ, 杭部材を設計する場合, コンクリート強度の低減を行っている。しかし, 実際にどの程度強度が低下するか, また, どのような要因により低下するかは明確にはなっていない。この報告における調査においては, 実際に施工された杭の強度の低下を定量的に判断し, 評価することを目的に行った。

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© 公益社団法人 日本コンクリート工学会
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