東京大学 [日本] https://ror.org/057zh3y96
2025 年 22 巻 1 号 p. R005-
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レーザーによる原子の光イオン化の観測から全てが始まった.レーザーの短パルス化と高強度化に伴い様々な新奇な現象が観測され,実験と理論が絡み合い,トンネルイオン化のメカニズムが,そして,トンネル電子が再衝突することによって高次高調波が発生することが明らかとなった.そして,高次高調波が時間領域においてアト秒光パルスとなることが示された.今,このアト秒パルスを活用して,極めて短いアト秒の時間領域で起こる現象を対象とした基礎,応用研究が展開されている.
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