主催: 日本船舶海洋工学会
会議名: 令和6年 日本船舶海洋工学会 秋季講演会
回次: 39
開催地: Yokohama City Port Opening Memorial Hall
開催日: 2024/11/21 - 2024/11/22
p. 1123-1127
近年,無人潜水機(UUV,AUV)等の開発が活発であり,特に生物模倣型のAUVは効率的な自律航行が期待でき,実用化が進められている.一方で,生物模倣型AUVはモーターを取り入れた推進機構が多く,水中放射雑音の観点において課題がある.そこで,オニイトマキエイを模した静粛性の高いAUVを開発することとしたが,そのためには,実際のオニイトマキエイの推進性能を評価する必要がある.そこで第一段階として,オニイトマキエイの模型から3D-CADデータを作成し,CFD解析に基づき仰角が推進性能に及ぼす影響の検討を行った.結果としてオニイトマキエイのモデルは仰角が15°付近で揚抗比が最大になり、失速角は18°付近であることが分かった.