主催: 日本船舶海洋工学会
会議名: 令和6年 日本船舶海洋工学会 秋季講演会
回次: 39
開催地: Yokohama City Port Opening Memorial Hall
開催日: 2024/11/21 - 2024/11/22
p. 701-703
地球温暖化の対策としてCCS技術が注目を集めている。特に,日本ではCO2ハイドレート貯留も期待が大きい。先行研究では淡水条件でのハイドレートによるCO2漏洩抑制シミュレーションを行い、ハイドレートの遮蔽効果を確認した。本研究では、CO2ハイドレート生成における塩分濃度に関するCO2ハイドレート相平衡モデルを開発し、さらにハイドレートによる純水使用で増加した塩分の移流拡散を計算コードに追加し、塩水条件下でのCO2貯留の検討を行った。その結果、淡水条件に比べて塩水条件ではハイドレートはより生成しづらくなり、条件によってはCO2漏洩を抑制できない場合がある。一方、遮蔽効果が確認できる条件もあり、貯留サイトの物理条件によって、CO2圧入条件を変えるなどの工夫が必要になることが示唆された。