主催: 日本船舶海洋工学会
会議名: 令和7年 日本船舶海洋工学会 春季講演会
回次: 40
開催地: Ehime Prefectural Convention Hall
開催日: 2025/05/29 - 2025/05/30
p. 13-15
自律避航操船における課題のひとつとして,意思決定のモデル化の難しさが挙げられる.過去には熟練船長の操船を「正解」とみなすアプローチなどが提案されたが,人間の複雑な意思決定をモデル化するための表現力に課題があった.そこで,本研究では方策の多峰性を表現可能な拡散方策を導入し,人間の避航操船の模倣に取り組んだ.神戸大学の練習船「深江丸」で取得された航行データを用いて拡散モデルを訓練し,実海域シナリオにおいて人間の操船者と同様の避航航路を選択できていることや,自船周りに十分な安全領域を確保できていることを確認した.