主催: 日本船舶海洋工学会
会議名: 令和7年 日本船舶海洋工学会 春季講演会
回次: 40
開催地: Ehime Prefectural Convention Hall
開催日: 2025/05/29 - 2025/05/30
p. 149-152
近年,船舶の実海域性能を推定するために,運動データを基にした運動方程式のパラメータ推定が注目されている.特に,横揺れ減衰特性は,船舶復原性能評価において極めて重要な要素であり,非線形性を考慮した精度の高い推定手法が求められている.本研究では,模型船の自由横揺れ試験から得られた時系列データを用い,ベイズ推定に基づく横揺れ減衰係数の推定を行い,線形および非線形の減衰係数の事後分布を導出する.さらに,得られた結果を従来手法と比較し,ベイズ推定の適用性およびその精度について評価を行う.本研究により,横揺れ減衰特性の不確実性を考慮した推定手法の有効性が示され,今後の実船への適用可能性が検討された.