主催: 日本船舶海洋工学会
会議名: 令和7年 日本船舶海洋工学会 春季講演会
回次: 40
開催地: Ehime Prefectural Convention Hall
開催日: 2025/05/29 - 2025/05/30
p. 45-60
近年,船舶の自動化や省力化への要求が高まるなか,とりわけ港内操船の自動化が盛んに研究されている.本研究では,実船の大量の運航データを統計解析し港内操船の自動化に必要な着桟までのアプローチパスの自動生成を試みた.特に,船と地形の間に保たれるべき距離を示す船体周りの領域(shipdomain)をデータから求めたことはこの研究の特徴の一つである.また,操船状態を要素操船に自動的に分類するアルゴリズムを提案し,港内操船時の傾向を定量的に把握した.これらのデータドリブンなアプローチをもとに,あたかも人間の船長が計画したかのような着桟パスを自動生成する手法を提案し,その有効性を確認した.