主催: 日本船舶海洋工学会
会議名: 令和7年 日本船舶海洋工学会 秋季講演会
回次: 41
開催地: Himeji Culture and Convention Center Operation Consortium
開催日: 2025/11/17 - 2025/11/18
p. 225-234
地球温暖化対策としてGHG排出削減が求められる中,海上輸送分野では水素・アンモニアなどを燃料とする次世代燃料船への移行が急務となっている.本研究では,2030~2050年の日本の水素導入目標に基づき,複数の輸送シナリオを設定し,船団構成・輸送コスト・GHG排出量を時系列シミュレーションで評価した.液化水素・液化アンモニア船団の規模やコスト推移を推定し,既存燃料船(LNG・メタノール)との比較を通じて経済性を分析した.結果として,船団規模や燃料コストが総輸送コストに大きく影響し,特に輸送距離や燃料生産コストの低減が経済性向上に有効であることが示された.本研究は政策立案や産業界の意思決定支援に資する知見を提供する.