都市計画論文集
Print ISSN : 1348-284X
第45回学術研究論文発表会
セッションID: 50
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デザイン都市・神戸での都市の景観と環境デザインに関する国際ワークショップWAT_Kobe2009の事例報告
*栗山 尚子三輪 康一
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抄録

本稿は、昨年の11月に神戸市で開催された、ユネスコ講座の都市の景観と環境デザインに関する国際ワークショップWAT_Kobe 2009についての報告である。WAT_Kobe 2009は、ユネスコのMOSTプログラムという社会科学事業の中のCUPEUMというユネスコ講座の枠組み内で企画されたものであり、景観・環境デザインに関する10日間程度の国際ワークショップである。今回のWAT_Kobeで第6回目となる。その日本開催が初めてであるということ、またユネスコが創設した「創造都市ネットワーク」の「デザイン都市」に認定された神戸市のデザイン都市としての活動であり、複数の諸外国の大学とホスト都市である行政と大学が連携して開催したという2点から、特色のあるワークショップとして報告する必要があると考える。本稿では、ユネスコ創造都市ネットワーク・デザイン都市・神戸の活動・WATの位置づけ、WATの準備・開催・その後の過程、WAT参加者の評価の大きく3点について整理・報告する。まとめとして、本ワークショップの意義と特色を明確にする。

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© 2010 公益社団法人 日本都市計画学会
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