都市計画論文集
Print ISSN : 1348-284X
第45回学術研究論文発表会
セッションID: 82
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非重複経路を考慮したアクセシビリティ指標に基づく医師配置計画モデルの構築
*瀬戸 裕美子, 宇野 伸宏, 塩見 康博
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抄録
災害の多いわが国において,道路網に途絶が生じても確実かつ迅速に被災者を医療施設まで搬送するためには,最低条件としてまず発着地間の経路が確保されなくてはならない.加えて,医師の不足や偏在が問題となっている昨今では,各都市に適正な医師数を配置するための評価基準が必要である.本研究では,都市間の連結性と各都市にて享受できる医療機会を併せて定量的に把握する道路網評価指標の構築を目的とする.従来,都市間の連結性に関しては連結信頼性指標が提案されている.この指標ではリンク途絶確率が入力として必要となるが,それを正確に推定することは容易ではない.本研究では,ネットワーク脆弱性の概念を援用し,N-Edge-connected Networkの考え方から,都市間の連結性を非重複経路数に基づいて評価する.その上で,交通抵抗項において非重複経路による都市間連結性を考慮した,新しいアクセシビリティ指標を構築する.また,同指標を用いて,総数の限られた医師をネットワークに最適に配置する計画モデルを提案する.さらに、仮想ネットワークに適用することでネットワークのアクセシビリティを最大とする医師配置を求めた.
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© 2010 公益社団法人 日本都市計画学会
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