NTT西日本大阪病院アレルギー・リウマチ・膠原病内科
NTT西日本大阪病院腎臓内科
NTT西日本大阪病院眼科
NTT西日本大阪病院病理科
2010 年 22 巻 1 号 p. 133-137
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
TINU症候群はぶどう膜炎を伴う間質性腎炎を特徴とする.症例は42歳女性で主訴は発熱,頭痛であった.頭痛の出現後,39度台の発熱,霧視が出現した.検査値はCRP9.7mg/dlまで上昇を認め,その後血清クレアチニン値が3.3mg/dlに上昇した.プレドニゾロン40mg/日の投与を開始した.翌日から発熱は改善し,第16病日には血清クレアチニン値,CRPとも正常化した.同時期に霧視も改善を認めた.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら