臨床リウマチ
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総説
ベンチャー企業によるリウマチ性疾患の治療薬の開発 ―その現状と課題―
中村 郁朗西岡 久寿樹
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2011 年 23 巻 4 号 p. 261-268

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抄録
   関節リウマチの治療においては生物学的製剤が次々と登場してきたが,リウマチ性疾患には難治性のものも多く,引き続き病因の解明とともに有効な治療薬の開発が望まれている.医薬品の開発においてはベンチャー企業が大きな役割を果たしてきているが,一方で開発資金の面も含めて大きな困難を抱えながら企業活動を行っている.医薬品の研究開発においては,ベンチャー企業においてもGMP,GLP,GCPをはじめとする法令やガイドラインに従い,高い倫理性と科学性に基づいてPOCを獲得しなければならない.リウマチ性疾患をはじめとする難治性疾患の治療における様々なunmet medical needsに応える上で,製薬企業にはない着眼点から創薬をめざすベンチャー企業の果たすべき役割は今後も大きく,官民一体となった支援が必要と思われる.
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© 2011 一般社団法人日本臨床リウマチ学会
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