臨床リウマチ
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原著
イグラチモドの使用と,トシリズマブの皮下注射から静脈注射への変更が有効であった可能性が考えられた関節リウマチ患者の一例
Satoshi ItoChinatsu TakaiDaisuke KobayashiAkira MurasawaIchiei NaritaKiyoshi Nakazono
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2017 年 29 巻 3 号 p. 190-196

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抄録

   トシリズマブ(TCZ)の皮下注製剤により治療中の,26才の女性関節リウマチ患者のプレドニゾロン(PSL)減量を狙い,ブシラミンをイグラチモド(IGU)に変更した直後に一時再燃したため,PSLを1.5mg/日から3mg/日に一時増量した.さらに,患者は身長171cm,体重65kgと,日本人としては大柄な方であったので,TCZは点滴静注に変更した.clinical disease activity indexとmatrix metalloproteinase-3で評価した疾患活動性は改善し,PSLは2mg/日まで減量が可能であった.比較的大柄な患者で,TCZの皮下注射使用時に効果が不十分であった場合は,IGUの使用やTCZの点滴静注への変更が有用である可能性がある.

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© 2017 一般社団法人日本臨床リウマチ学会
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