神戸市立医療センター中央市民病院 膠原病・リウマチ内科 神戸市立医療センター中央市民病院 総合内科
神戸市立医療センター中央市民病院 膠原病・リウマチ内科
神戸市立医療センター中央市民病院 総合内科
神戸市立医療センター中央市民病院 病理診断科
2022 年 34 巻 4 号 p. 290-297
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生来健康な64歳女性.両下肢の紫斑,関節痛,腹痛を認め,皮膚病理でIgA沈着,十二指腸と回腸末端の潰瘍を認め,IgA血管炎と診断.大量グルココルチコイド,シクロフォスファミド,第13因子投与するも腹痛の増悪を認め,血漿交換の施行により劇的に改善した.小児例では難治性消化器症状に血漿交換が有用であった報告はあるが,成人例では難治性消化器症状は稀であり,貴重な症例と考え報告する.
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