尿素法による遷移金属含有層状複水酸化物の合成

會澤 純雄; 高橋 明子; 高橋 諭; 平原 英俊; 成田 榮一

doi:10.11362/cssj2.51.0.106.0

第51回粘土科学討論会発表抄録

セッションID: P50

DOI https://doi.org/10.11362/cssj2.51.0.106.0

会議情報

主催: 日本粘土学会

尿素法による遷移金属含有層状複水酸化物の合成

*會澤純雄, 高橋明子, 高橋諭, 平原英俊, 成田榮一

著者情報

キーワード: 層状複水酸化物, ハイドロタルサイト様化合物, 尿素法, 遷移金属, 合成

会議録・要旨集フリー

詳細

抄録

層状複水酸化物(LDH)は，陰イオン交換能を有することから，陰イオン性粘土として知られている．本研究では2価金属としてZn，Co，Niを含有したLDHを尿素法により合成し，その性状について検討を行った．その結果，各種LDHを合成することができ，LDHの層間には，尿素の分解過程において発生したOCN-がCO32-と共存し取り込まれていることが明らかとなった．

責任著者(Corresponding author)

J-STAGEへの登録はこちら（無料）