抄録
含水状態のベントナイト粘土の導電性は非常に高いことが知られている。したがって、地下の比抵抗分布を空間的に把握する電気・電磁探査法は、ベントナイト鉱床の調査に有効であると考えられる。このようなことから、産業技術総合研究所とクニミネ工業は電気・電磁探査法を中心としたベントナイト鉱床探査法の高度化の研究を開始した。今回、土浮山ベントナイト鉱山で高密度電気探査の実験を行った。本発表では、この探査の結果を紹介するとともに、解析した比抵抗構造をベントナイト粘土の電気物性を加味して解釈し、さらに地質データなどと対比して、電気・電磁探査法のベントナイト鉱床探査への適用性について議論する。