日本作物学会中国支部研究集録
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水稲における出穂後 15 日の生籾千粒重の意義と関連形質
津野 幸人山口 武視江谷 進
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1988 年 29 巻 p. 20-21

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抄録
収獲時の粗籾千粒重は, 出穂後15日後の生籾千粒重と極めて高い正の相関のあることを指摘し, その関連形質を明らかにした(日作紀57P119)。この報告の再確認の目的で, 同じ4品種を用い, 深層追肥, 実肥などの処理を施して1987年に多収獲試験をおこなった(計14区)。出穂時の葉面積指数は7〜9の範囲で籾数も十分に確保したが, 2度にわたる台風の襲来により倒伏し, 登熟歩合が著しく低下した(第1表)。しかし, この水稲においても先述の関係は以下のとおりに成立した。
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© 1988 日本作物学会中国支部
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