日本作物学会中国支部研究集録
Online ISSN : 2433-2968
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水稲稚苗移植栽培における省力施肥法 : 1. 追肥時期が生育に及ぼす影響
藤岡 正美中司 祐典
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1996 年 37 巻 p. 40-41

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抄録
稚苗移植栽培が普及し始めてかれこれ30年近く経過し化成肥料を主とした施肥技術も概ね確立されたが、近年、肥効を調節し長期間持続できる新たな被覆肥料が普及しつつある。また、水田への窒素肥料の投入量や水田からの窒素排出量を減少させ、環境へ配慮した栽培技術の要望もある。このため、慣行の化成肥料を用いた栽培法と、緩効性肥料を用いて分げつ期〜穂首分化期前の1回施肥法の相違が水稲の生育、収量等に及ぼす影響について比較検討した。
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© 1996 日本作物学会中国支部
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