岡山大学農学部
1999 年 40 巻 p. 30-31
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
東北タイとラオスはおおむね熱帯モンスーンの地帯にある。したがって雨の降る雨期と雨の降らない乾期とが季節的に巡って来る。そしてたいていの稲作は雨の降る雨期に行わる。灌漑設備があれば乾期にイネを作ることは可能であるが、残念ながら人工的な灌漑設備のある水田は多くない。人工的な灌漑設備をもたない水田-天水田-では、村人は豊作を祈って年々の雨の降り具合に一喜一憂することになる(第1・2表)。
作物学研究集録
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら