日本作物学会中国支部研究集録
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広島県の独自酒造好適米 "八反系品種" のデンプン特性およびタンパク質特性の品種間差異(高品質農産物生産)
玉置 雅彦木原 理恵猪谷 富雄勝場 善之助土屋 隆生奥田 将生荒巻 功
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2004 年 45 巻 p. 4-5

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抄録
前報では, 広島県で八反草を起源として育成した八反系品種6品種を対象として酒造適性ならびに精米特性を検討した結果, 八反35号, 八反錦1号および八反錦2号は酒造適性が優れるが, 眼状心白を多く有する八反錦1号および八反錦2号は高度精米時に粒が破砕しやすく, 心白組織が小さく比較的線状心白を多く有する八反35号は高度精米が優れていることを明らかにした.本報告では, デンプン特性およびタンパク質特性の品種間差異について検討した.
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© 2004 日本作物学会中国支部
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