Drug Delivery System
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特集 “DDS産業の現状と未来” 編集 : 吉野廣祐
DDS事業と創剤技術
横浜 重晴
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2006 年 21 巻 4 号 p. 398-404

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抄録
近年, 製剤研究は新薬創生の場で多くの貢献をしてきている. これは, 研究者の弛まない努力により科学的なアプローチが可能になり, 他部門の研究者や企業の上層部にわかる言葉で研究計画を話せ, またその結果が期待に応えてきたことによる. DDSは, これら企業における製剤研究者の基盤を強めるkey wordとして役立っている. 一方, 基盤の小さいDDS事業は, 一般の製薬企業の現状と同じく開発期間の長期化と開発経費の高騰により困難になっており, 商品化志向が強いspecialty pharmaに注目が集まっている.
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© 2006 日本DDS学会
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