大日本住友製薬株式会社 薬理研究所
2006 年 21 巻 5 号 p. 529-535
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
深在性真菌症治療薬のamphotericin B (AMPH-B) は, 幅広い真菌に対して殺菌的な作用を示すといったすぐれたプロファイルを持つ. しかしながら, 種々の重篤な副作用を高頻度で引き起こすといった欠点も有する. AMPH-Bのすぐれた薬効を維持したまま, 副作用の低減化を図るために, DDSを応用したAMPH-B脂質製剤が開発されてきた. 本稿では, AMPH-B脂質製剤の特徴について概説したい.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら